ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2018.4.20 23:48日々の出来事

雑多に感じること


『おぼっちゃまくん』のシナリオを作っていたのだが、

苦戦している。何かが足りない。

中断して今日から「SPA!」『ゴーマニズム宣言』第5

のペンを入れねばならない。

 

しかし福田次官のセクハラ問題で、野党の女性議員が

ハリウッド女優のMe too運動をマネて、黒い服で

麻生大臣に抗議するパフォーマンスは恥ずかしいな。

マネするパフォーマンス見たら、遊んでるんじゃねえか

と思っちゃうんだな。

 

女は全員「セクハラされた経験がある」と言わなきゃ

ならない時代になっている。

女のプライドがかかっているからな。

 

セクハラと言えば女性に「きれいですね」と言うのも、

「髪を切ったね」と言うのもセクハラになるらしい。

わしなんか漫画家のサガなのか、容姿を観察する癖が

あるし、思ったことは口に出すし、なるべく女性を

褒めたいと思っているから、セクハラだらけになって

いるかもしれない。

 

「いい歳をして」と言うのも、「熟女」と言うのも、

年齢に関することを言ったらセクハラになる可能性が

ある。

好きな人から言われたら嬉しいが、嫌いな人から

言われたらセクハラに感じると言う女性もいる。

 

今後は女性を前にしても、無反応でいこう。

目の前に何らかの生命体がいるとしか感じないように

するしかない。

 

綺麗な人には綺麗と、可愛い人には可愛いと言える

世の中の方がわしはいいなあ。

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

第119回

第119回 令和6年 11/2 SAT
14:00~17:00

テーマ: ゴー宣DOJO in広島「原爆の悲惨さはなぜ伝わらないのか?」

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